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TATSUYA OFFICIAL をご覧のみなさん、こんばんは。オーナーのTATSUYAです。
人生を振り返ってみたとき、思い出に色を添えてくれるのって音楽だったりしますよね。
「この歌聞くと部活帰りの青春のあの時を思い出す~!」とか。
TATSUYA Radioではあなたのこれからの人生の思い出の一ページを彩れるような名作をジャンルを問わずにお届けしたいと思います。
今回は夕暮れ時に聞きたい名曲、恰好つけて言うととTwilightに想いを馳せる傑作選です。
貴方の聴きたいがきっと見つかる、TATSUYA Radioが貴方の音楽との出会いをお手伝いします!
それでは、Have a Nice Evening!
BOOWY「Welcome To The Twilight」
日本を代表するロックバンド、BOOWYからの一曲。
1986年リリースのアルバム「Just A Hero」ラストを飾るナンバー。
メロディがとにかく優しく、ミディアムで心地いいサウンドが心を穏やかに落ち着かせてくれます。
やっぱりBOOWYと言えばジャリジャリのカッティングや派手なサウンドを思い浮かべるかと思いますが、心に沁みるバラードも極上そのもの。
シングルカットされた代表的な曲ではないけれど、BOOWYというバンドとしての生き様を象徴するような一曲。
氷室&布袋の強烈な個性は出会うべくして出会ったんだと思わされるサウンドをお楽しみあれ。
Eric Clapton「Wonderful Tonight」
1977年リリース。
三大ギタリストとも名高いEric Claptonの、極上のスローバラードである本作品。
曲名の「Wonderful Tonight」とは、ある女性に「今夜の君はとても綺麗だ」という意味を込めて贈った曲です。
この曲のギターフレーズがめちゃくちゃ良くて、夕方から夜にかけての時間帯のロングドライブに聴くと心に沁みてきます。
人生において何か印象に残った出来事があった日(結婚式や出産、親父の葬式の帰り道)の夕方に聴いてみて、あえて自分から思い出に色を付けてみるというのもいいのかもしれません。そう、この名曲ならね。
RIP SLIME「楽園ベイべー」
こちらはRIP SLIMEの定番のナンバー。
「夏うた」として聴きたい曲では上位に必ずと言っていいほどランクインする、みんな知ってる曲ですよね。
しかし、TATSUYAが今回主張したいのは「夏うた」としての「楽園ベイべー」ではなく、あくまで「夕暮れ」に聴く「楽園ベイべー」。
ポップなHIP HOPで歌いあげる連想される夏にイントロの清涼感のあるアルペジオで奏でるビートでがっちり世界観が持っていかれて、頭の中のサンセットビーチで黄昏る、というところまでがTATSUYA流の聴きどころです。
夏の日が傾き始めて来た夕方、夕暮れのビーチに想いを巡らせながらお楽しみください。
GADORO「ここにいよう」
2023年リリース。
徐々に人気を集め、今や若手ラッパー最注目株のGADORO。
それ以前はアンダーグラウンドな文化だったが、近年メジャーになってきたMCバトルをきっかけに一気にその名を世間に知らしめた。
そんなGADOROが歌う「ここにいよう」は、GADOROとしては珍しくブラス調のジャジーなビートで仕上げた、夕暮れ時の田園風景の見える国道をドライヴしている情景が思い浮かぶ名曲です。
やはりGADOROの武器はライミング。流れる韻を楽しんでみてはいかがでしょうか。
尾崎豊「街の風景」
1983年リリース。
尾崎豊が16歳の時に作った曲で、尾崎のハスキーな歌い方とイントロからの優しいけどどこか冷酷なメロディー、歌詞の内容も相まって、現実に絶望し夕暮れの街を1人うろつく打ちひしがれた青年の情景が思い起こされます。1stアルバム「17歳の地図」一曲目に収録されている曲であることから個人的には【尾崎豊はじまりのうた】という印象をとても強く感じます。この曲の主人公は尾崎ismに則ってこの後野垂れ死んでしまったのか、はたまた別の尾崎の歌の主人公になっていて物語は終わっていないのか。そんなことを想いながら聴いてみるとより味わい深くなるかもしれませんよ。
Anders Nilsen「Salsa Tequila」
2014年リリース。
クラブではド定番のEDMであり、Tiktokでも少し前にバズったので聞いたことがある人も多いはずです。
Anders Nilsenとは、ノルウェー出身のソングライターであり音楽プロデューサーでもあります。
この楽曲の特徴であるアコーディオンとサックスで奏でるラテン系の軽快なリズムが夕方海がオレンジに染まり日が沈む水平線を彷彿とさせます。
本来一日の終わりである寂しいはずの夕暮れ時を、夜のパーティはこれからといわんばかりの高揚感へ変換してくれるような、そんな気分をお楽しみください。
MALICE MIZER「ARPES MIDI~あるパリの午後で~」
1995年リリース。
MALICE MIZERのシングル「麗しき仮面の招待状」のカップリングとして収録。
ピアノとシンセサイザーが心地よく、まだ20代のGACKTの優しい声がマッチして軽快なフレンチポップスを思わせる一曲です。
パリの街並みでいつも見かける少女に想いを寄せる、淡い恋の歌。
かと思いきやこの歌、普通じゃない。
・「街の広場で語る恋人たちの 中で見つけた君がほほ笑んでいた」
・「日が暮れると広場の至る所に~」
いくら好きな女の子だからって、恋人といる姿を日が暮れるまで眺めているだろうか?
挙句の果てには「運命」と書いて「きみ」と読んでいるところに、この少年の異常性を感じるのは私だけでしょうか?
A面の「麗しき仮面の招待状」は舞踏会の詩なのだけれど、ここでで踊る2人はもしかしてこの少年と少女なのでしょうか…?
ここまで聞き手の想像を膨らませるMALICE MIZERには、やはり特別な魅力がありますね。
おわり
さて、今回お送りしたナンバーでお気に召した一曲は見つかりましたでしょうか。
他に「〇〇の時に聴きたい曲」など、リクエストがありましたらコメント欄、SNSのDMで随時募集してますので気軽にお便りお待ちしています!
貴方の聴きたいがきっと見つかる、TATSUYA Radio。
これからもごひいきに!
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